家族について
最近はテーマを決めて映画を観ている
昨日(今日)は家族についての映画を観た
・ぐるりのこと。
・歩いても歩いても
家族ゲーム、ぐるりのこと。はずっと観たかった作品
どちらもすごくよかった
色々な家族のかたちがあるよなぁ
でも同じようなシーンがあったりしてハッとした
例えば、『家族ゲーム』ではお互いに向き合おうとしない家族を前に
主人公の家庭教師がテーブルの食事を床にばらまくシーンがある
『おじいちゃん、死んじゃったって。』では認知症の母親が
兄弟喧嘩を止めるために寿司を投げつけるシーンがある
どちらも印象的なシーンで終盤のカタルシスの役割をしていると思う
あとは、
『ぐるりのこと。』で流産した妻が家蜘蛛をみて
赤ちゃんかもしれないから殺さないでというシーンがある
『歩いても歩いても』では家の中に入ってきた蝶々を
亡き息子だという母親のシーンがある
人間はそんな風に大切なものを何かに重ねたり
失ったものを何かで埋め合わせようとするところがあるんだろうなぁ
いろんなことをつなげて考えてしまうね
でもそれはとっても素晴らしく意味のあることだと思う