木+木+木=森

できるだけ言葉にする

HSP

またサボってしまった…

最近はというと人間の業の深さとしがらみの多さについて考えている

 

小さい頃、寝床に大きな蜘蛛がいて恐ろしくて

どうにもしようがなくて叩き殺したことがあった

今思えば外に逃してやればよかったと思うけど

 

というかあの頃は謎にほぼ毎日でかい蜘蛛が天井にいた

いつ糸を引いてこちらに降りてくるかも分からない

夢に見た…今思い出してもトラウマ

 

それからずっと蜘蛛は苦手

でも生き物を殺すと死骸と後味の悪さだけが残るので

できるだけ外に逃すようにしている

 

あと、もうひとつ

大学時代にネットカフェでアルバイトをしていたときのこと

私はカツ丼を作っていてカツを6等分してご飯の上に乗せる

が、しかし端っこのひとかけを落としてしまった

私は追い詰められていたのか知らないが、それを拾って載せた

何事もなかったかのように

人生で何を一番後悔しているかと聞かれれば多分このときのことを挙げる

それ以来、折に触れて思い出し後悔する

自分はそっち側の人間なんだなぁとがっかりする

 

養老先生が人間以外の動物は皆、絶対音感をもっていて

むしろ絶対音感を失ってしまった人間が異質なのだ、というような話をしていた

人間はこのしがらみだらけの世界を生き抜くために

大事なものをたくさん失いながら長生きするんだなぁなどと思った

 

しがらみ、というのはたくさんあると思う

でもそれを歯牙にも掛けず、むしろピンチをチャンスに変えて

どんどん突き進んでいく人がいる

反面、いつでもどこでもものすごく生きづらそうな人がいる

 

私はといえば誰がどう見ても後者である

なんでこんなに生きづらいのか

なんでこんなに人目が気になるのか

なんで好きでもない人にまで嫌われたくないのか

なんてことを自己分析してはするだけで終わっていた

が、なにやらHSPという性質を持った人が5人に1人いるらしい

調べてみたら全部は当てはまらないけどまぁ腑に落ちたので

これからはHSPからしょうがないと思うことにする

 

昔から鈍臭く、その反面神経質なところもあった

絶対何かの病気だ、そうにちがいない

というかそうであってくれ!と思っていたが

幸い鬱にもならずに今日まで生きてきた

 

病気でなくても性質のせいにできるので

何か少し救われる気がするものである

※実際にHSPなのかどうかは不明